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保健師として働いて知った海陽町の魅力【先輩職員へのインタビュー第8回】

今回は、現在採用募集中の職種である、保健師の方にスポットを当ててみました。

子どもあゆみ保健課の「乃一 紗也香」さんです。

乃一さんは、地元が海陽町で、高校生の頃まで海陽町で過ごし、大学を卒業後、新卒で海陽町役場へ入庁されました。

そんな乃一さんの、日々の保健師としての奮闘ぶりをインタビューしてみました!


簡単に自己紹介をお願いします。


保健師の「乃一 紗也香」です。

地元は海陽町で、県外の大学を卒業後、新卒で海陽町役場へ入庁しました。現在は、子どもあゆみ保健課に所属する保健師として、主に成人の方の業務携わっています。

なぜ海陽町で保健師として働こうと思ったのですか?


じつは、中学生の頃までは将来、看護師になりたいと思っていて、保健師は考えていませんでした。実際、保健師は名前では聞いたことがあるくらいで、仕事内容は知らなかったです。

しかし、高校生の頃、家族のことで海陽町の保健師の方に助けられたことがあって、このことがきっかけで、保健師の仕事をについて調べていくようになり、将来の夢にもなりました。

そして、私も海陽町の保健師として、少しでも貢献したいと思い、海陽町役場での勤務を希望しました。

高校卒業後は、保健師を目指せる大学に進学したのですか?


高校卒業後は、看護師の専門学校に入学しました。

保健師になるには、看護師免許と保健師免許の両方が必要なので、まずは、看護師として働きながら、保健師の勉強をして保健師免許を取ろうかなって考えていました。

しかし、専門学校の先輩が、保健師課程のある大学に編入したことを知り、保健師になるためには、そういう方法もあることを知りました。私も先輩と同じく保健師課程のある大学の編入試験を受け、大学に編入し、看護師免許と保健師免許を同時に取得することが出来ました。

そして、就職活動をしている時に、タイミングよく、海陽町で保健師採用があり、受験し、入庁したという流れです。

実際、保健師として働く前と働いた後のギャップはありましたか?


大学に編入後2年間は、保健師の勉強や実習をしてきて、保健師は、赤ちゃんから高齢の方までに関わる職種ということは分かったのですが、入庁する前は、ぼんやりとした状態でした。

しかし、実際勤務してみたら、市町村保健師は、住民の方との距離が思っていたより近く、主に健診に関することで関わることが多いのですが、コミュニケーションが重要だなって実感しました。

また、病気予防については、住民の方だけではなく、地域の医療の方との連携を取りながら、地道にこつこつ続けていくことが大切であることも知り、少しずつ保健師の仕事のあり方が分かってきたという感じです。

看護師と保健師との違いを簡単に教えて下さい。


簡単にいうと、看護師は、病気になった方を入院されている時や病院受診されている時に関わる立場の仕事で、保健師は、その前段階である病気になる前や病気を悪化させないための予防的なところで関わる立場の仕事ですね。

つまり、保健師は、健康維持のために働く仕事だといえますね。

一日のスケジュールと仕事内容について教えて下さい。


ある一日のスケジュール(乳児健診がある場合)

8:30~       始業 メールの確認、予定の確認など
9:00~12:00  乳児健診の会場準備(最終確認)
            乳児健診(診察介助や保健師相談など)
            乳児健診の会場の片付け
12:00~13:00 昼食(昼当番がある場合は、13:00~)
13:00~      家庭訪問に向かう為の準備(保健指導資料等)
            家庭訪問
16:00~      家庭訪問後の記録
17:15       終業

海陽町の保健事業は大きく分けると、母子・成人・精神保健です。私は、主担当として成人の業務に携わっています。また、保健師は地区担当制で業務を担っています。

成人の業務は、主に健診業務(特定健診・がん検診)に関する業務や広報の作成、特定健診階層化、がん検診結果の入力などを日々の業務の中で期限や間違いなどに留意しながら行っています。

また、健診がある場合は、保健師全員で対応を行っています。

海陽町の保健師の凄いところを教えて下さい。


やっぱり、「特定健診受診率が5年連続県下1位」というところです。

特定健診は、対象者(40歳~74歳)の方に生活習慣病の予防のために、メタボリックシンドロームに着目した健診のことをいうのですが、歴代の先輩方が、長年かけて住民の方にアプローチをしていった結果がこの結果に結びついたんだと思います。

また、住民の方の中には、定期的に病院に行っているのでわざわざ健診まで受けたくないと思っている方もいるのですが、その場合は、病院で受けた健診結果を特定健診としてみなすといった「みなし健診」の体制づくりもこの受診率アップにつながった要因だと思います。

ただ、これらは、地域医療や住民の方との連携が必要になるので、先輩方が培った信頼関係は、改めてすごいと感じますね。

職場は働きやすい環境ですか?


すごく働きやすいです。保健師は、4月からは5名になるのですが、先輩方は、困ったことがあったらすぐに相談に乗ってくれたり、助けてくれたりします。

また、子どもあゆみ保健課は、保健師とほかに、一般行政の職員もいるのですが、連携も取れてて、業務も効率よく進めることが出来ます。

時期によっては、終業時間を超えて業務もすることもありますが、年休も取りやすい環境ですよ。

休みは、どんなことをして過ごしているの?


私は猫がすごく好きで、家には3匹の猫がいます。休みの日は、猫に癒されいますね。家の猫は、仕事を帰ってきたら、お出迎えをしてくれて、その姿が本当に可愛くて、仕事の疲れも吹き飛んでしまいます。

後は、地元の友達と遊んだりしたり、保健師の勉強会に参加したりしています。今は、オンラインでの勉強会が多いですが、以前は、全国各地の勉強会に参加し、他の地域の保健師の方と交流が出来たりして、すごくいい経験になりましたよ。

この子に癒されています!

ブランクがある方や新人の方が勤めても大丈夫な環境ですか?


私自身、新卒で入庁していますので、もちろん大丈夫です。先輩方も優しく教えてくださいますし、安心して応募して頂きたいです。是非一緒に海陽町で働きましょう!

以上です。ありがとうございました!