【実施報告及び参加報告】職員採用説明会・移住フェア(いなか暮らしフェア)
みなさんこんにちは。総務課の大久保です。
今回は、遅くなりましたが、7月に実施及び参加した『令和6年度オンライン職員採用説明会』及び『移住フェア(いなか暮らしフェア)』について報告します。
オンライン説明会は、昨年度に引き続き2年目の取組みで、移住フェアへの参加は初めての取組みとなりました。当日の様子などをまとめてみましたので是非ご覧ください!!
オンライン職員採用説明会について
7月4日(木) 19:30~21:00【zoomでのオンライン実施】
参加者:6名
当日の流れ
【前半】
①海陽町の特色・魅力について
②町長とのフリートーク
【後半】
③今年の採用試験について
④先輩職員とのフリートーク
海陽町の特色・魅力について
まず初めに、海陽町の新たな取組みとして作成した『海陽町職員採用PR動画』を参加者の方に見ていただき、海陽町の特色などを知ってもらいました。
参加者の方からは、「PR動画でお祭りの様子など実際の映像が入っていたため、町のイメージが掴みやすかった」等の感想も頂き、好評でした。
動画を見て頂いた後に、町長より海陽町の魅力と自身のプロフィールについてお話しいただきました。
町長のプロフィール【抜粋】
旧海部町出身で、高校卒業まで地元で過ごし、その後東京農業大学に進学。卒業後は、アメリカのシアトルに1年半過ごし、2000年に海陽町に戻ってまいりました。「地元を楽しい場所にしよう」と思い、30歳の時に旧海部町で町議会議員に立候補し、4期14年務めました。その後44歳の時に町長に立候補して、現在2期目の50歳です。
海陽町の紹介【抜粋】
海陽町は、徳島県の最南端に位置しており、高知県との県境の町です。海陽町は海・山・川がある自然豊かな町であり、水平線に浮かぶダルマ朝日に大小様々な島々の絶景、そして昼間は常時、星の雫がきらめいているような水面とアザラシの大群と見間違うようなサーファーの群れ、胃袋を捕まれる海の幸など、海からマイナスイオンが出ているような町です。
また、以前、離島を除いた日本の町の中で「自殺率の一番少ない町」として取り上げられ、海陽町は「ゆっくりと時間の流れる穏やかで温暖な地域」だと思います。
そして海に潜るとサンゴの群生やカラフルな熱帯魚など、ここが日本の国とは思えない、まさに南国の美しい海を体験することができ、むき出しの地球が堪能できる地域です。
これだけ聞いていると、なんか離島のようなイメージを持っていると思いますが、ちゃんと陸続きでありまして、人口は8,500人弱おります。
また、コンビニやドラッグストアー、大きいスーパーマーケット、地元スーパー、ホームセンター、銀行、郵便局、そして多数の飲食店など、生活するには過ごしやすい環境が整った地域です。
そしてグルメは何と行っても海の幸です。
高知県との県境で、カツオやブリなど季節によって新鮮な魚介類がたくさん上がり、秋は伊勢エビ漁が大変盛んで、地元のホテルでは郷土料理の伊勢エビのすき焼きも味わえます。素材の味を殺してまでもすき焼きにするなんて、この地域でしか味わえない非常に贅沢な一品です。
さらに、地鶏全国No.1のシェアを誇ります阿波尾鶏の約65%がこの海陽町から出荷をされております。全くストレスのないこの地で育った阿波尾鶏。赤みを帯びていて、甘みとコクが強く、歯ごたえがしっかりしている。
まさに環境という宝石箱が産んだ自然の恵みを、この海陽町では存分に味わえます。
そして色々と海のことを話しておいて今更なのですが、実は海陽町の90%は山間部で、そこから流れる海部川の水から取る「役場の水道水がミネラルウォーターよりきれいだ」と ネット のトップニュースに載ったほどの清流でありまして、どこの家でも蛇口をひねるとおいしい水が飲めますし、海、山、川と何でも味わうことができるのがこの海陽町です。
移住者は昔からサーファーの方が多くて、海陽町にある海部ポイントは日本屈指のクリスタルチューブが巻くポイントとして世界的に有名ですし、周辺の2~30分圏内には、上級者から初級者まで入れるたくさんのサーフスポットもあり、シーカヤック、サップ、スキューバーダイビング、海水浴からフィッシングまで、たくさんのマリンレジャーも楽しめます。
海陽町の教育について【抜粋】
今、海陽町で力を入れている施策としては、色々あるのですが、紹介したい筆頭は教育で、「都会に負けない教育」ということで力を入れて取り組んでいます。
都市部から離れているハンデを克服できるICT教育に力を入れ、海陽町でも都会に負けない教育が受けられるように取り組んでおります。国に先駆けて小中学生全員にタブレットを購入し、子どもたちは授業中から家庭学習までタブレットを使いこなし、コロナ禍で休んだときでも家庭から繋いで学習しています。さらに海陽町の海部小学校はプログラミング教育なども実施しています。
そして現在、「海陽町の中学校を卒業したら英語が喋れる」ようにグローバル教育にも力を入れています。
現在、海陽町の小学校6年生と中学校3年生に町が補助して英検を受けてもらっているのですが、取り組み始めてから4年で英検3級の取得率が50%にまで上がりました。
そして、海陽町にある県立の海部高校には、海外への留学援助やオンラインでの学習プログラム、部活動の特待生や指導者への補助や休日の食事のサポートなど、私立にしかできないようなところに町が毎年1,200万円あまりの補助金を出して、海部高校の魅力化を行っています。
海陽町の防災について【抜粋】
海陽町は昭和21年の南海地震での津波で94名の死者が出ている地域で、20年以内に60%の確立で起こると言われている南海トラフ巨大地震の対策を行っています。
食料の備蓄はもちろんのこと、町のあらゆるところに高台に逃げる避難階段を設置して、まずは命を守るという施策に力を入れています。
災害時には、個人の意識や住民の助け合いも大切ですが、我々行政の役割は非常に大きいものであると思うので、防災に100%はないという気持ちで、常に色々な施策に防災の観点を取り入れていますので、もし海陽町の採用試験を受けていただけるなら、皆さんもそこを意識して欲しいと思います。
町長とのフリートーク
フリートークでは、まず私から何点か町長へ質問し、その後参加者の方からの質問に回答するといった流れでした。
【参加者からの質問】(抜粋)
①職員は海陽町出身者が多いですか?
【答え】
職員割合は、町内出身者が多いが、近年の採用では町外出身者が増えてきています。
②その他の取組みについて教えてほしい。
【答え】
例えば昨年度は、職員全員で意見出し合って『30年後の海陽町の未来予想図』を考えました。
などなどその他にもいろんな質問があり、和気あいあいとした前半でした。
先輩職員とのフリートーク
後半は、先輩職員とのフリートークをメインに実施しました。
先輩職員代表として、建設防災課の岡さんから「現在までのキャリア」について説明して頂き、その後、私から何点か先輩職員に質問し、最後に参加者の方からの質問に答えるといった流れでした。
建設防災課 岡さんのキャリアについて【抜粋】
平成27年に入庁し、現在10年目です。海陽町出身で、新卒で海陽町に入庁しました。入庁後、「まち・みらい課」に配属され、6年間「まち・みらい課」で勤務しました。初めの2年間は町の広報誌、統計調査について担当し、その後移住関係や空き家業務の担当をしました。その後、「危機管理課(現:建設防災課)」に配属され、現在は、防災関係のソフト事業(防災関係の研修・避難訓練・災害の防災計画等)を担当しています。
【参加者からの質問】(抜粋)
①海陽町は津波発生時の高台を設置していますか?
【答え】
設置しています。
②どんな方と一緒に働きたいですか?
【答え】
・コミュニケーションをとってくれる方。
・海陽町を好きになってくれる方。
③今取り組んでいるまちづくりについて教えて下さい。
【答え】
海陽町が取り組んでいるもので有名なのは、線路と道路を走れる乗り物の「DMV」です。海陽町では「DMV」に乗るツアーなども企画されたりもしています。
その他いろいろな質問があり、当初予定していた終了時刻を超える盛り上がる説明会となりました。
また、参加者の方からは、「役場の雰囲気、力を入れられている政策、海陽町の魅力を詳細に聞くことが出来、有意義な時間でした。」「17時以降のオンラインの説明会だったので、社会人でも参加しやすく良かった。」などの感想も頂きました。
来年も引き続き、同時期に開催予定ですので、今回参加できなかった方も是非ご参加ください!
移住フェアの現地参加報告について
『おいでや!いなか暮らしフェア2024』
7月20日(土) 11:00~17:00
OMMビル 2階ホール(〒540-6591 大阪市中央区大手前 1-7-31)
この度、7月に大阪市で開催された「移住フェア」に現地参加して来ました。
海陽町としては、採用担当者が移住フェアに参加することは、初めての試みであったため、戸惑うこともありましたが、現地では、海陽町に興味がある方、公務員という仕事に興味がある方などいろいろな方とお話することが出来、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
出展していたブース数は、全体で201ブースであり、北は北海道、南は沖縄県の自治体の方が出展され、来場者は、全体で949組の2,469人の方にご来場いただきました。
そして海陽町のブースには、13組21人の方に来ていただき、その中の数組の方に、直接、海陽町の魅力、採用募集、職員の福利厚生面等を説明させて頂きました。
参加者の方からは、「今まで公務員の仕事には、興味はなかったけれど、説明を聞いたら興味を持つことが出来た。」「移住フェアでなかなか役場職員の業務についてを聞くことがないので、すごく勉強になった。」などの声も頂き、少しでも海陽町の魅力、公務員の仕事に興味を持ってもらえたのかなと感じています。
今後、10月・12月に開催される移住フェアに海陽町も参加することも決まっているみたいなので、採用担当者の私も参加したいと考えています。
また詳細が決まりましたら、noteにて事前告知させていただきます!
以上報告でした。