【海陽町で初】大学生のインターンシップ実施報告!!
みなさんこんにちは。総務課の大久保です。
この度、海陽町役場で初めて、大学生のインターンシップを1名受け入れいたしました!!
当初、海陽町ではインターンシップの募集を行っていなかったのですが、今回実習に来てくれた学生さんは、「海陽町に興味がある」ということで、自ら応募して、実習に来てくれました!!
今回、海陽町が実施したインターンシップについてまとめてみましたので是非ご覧ください。
インターンシップの実施内容について
今回来てくれた方は、地域創生・地域活性化に興味があるということでしたので、以下の実習としました。
【実施期間】
9月17日(火)~9月20日(金)の4日間
【実習先・実習内容】
①観光交流課で海陽町の観光分野についての実習(2日間)
②教育委員会 教育政策課でグローバル教育についての実習(2日間)
③最終報告会(最終日)
1日目について
【内容】
①町長との意見交換会
②海陽町の概要について
③観光交流課での実習(海陽町内の観光施設への見学)
1日目は、まず初めに町長と対面して頂き、意見交換を行い、その後、人事担当・ふるさと納税担当より、海陽町の概要や海陽町の取組みなどを説明し、海陽町について理解を深めて頂きました。
その後、観光交流課へ移動し、海陽町内の観光施設の見学を行いました。見学した施設は、「阿波海南文化村」「DMV」「波切不動尊」「松原海岸」「遊遊NASA」「道の駅宍喰温泉」「まぜのおか」で、海陽町の名所を巡りました。
2日目について
【内容】
①マリンジャム見学
②宍喰中学校での総合学習の見学
③DMVに乗車
2日目は、前日が休館日で行くことが出来なかった「マリンジャム」の見学し、マリンジャムの取組みについて説明をしました。残念ながら、ブルーマリン号は修繕中であったため、乗船することは出来ませんでしたが、常設している水族館にて海陽町の生態について理解を深めました。
昼からは、海陽町のグローバル教育の一環である総合学習の見学を行いました。授業テーマは「日本語も英語も伝わらない人へ向けた物事の伝え方やグローバルデザインを考える」で、海陽町のグローバル教育を体感。
その後、実際に、DMVに乗車していただき、海陽町を巡って頂きました。乗った感想は、「乗車している間に行うモードチェンジは特に衝撃もなく乗り心地が良かったです。景色が素敵でした。」との言葉を頂きました!
3日目について
【内容】
①海陽幼稚園の見学
②海部小学校の見学
③POPEnglishの見学
3日目からは、海陽町教育委員会の教育政策課で海陽町のグローバル教育についての実習を行いました。主に、地域の幼稚園・学校で行っているグローバル教育学習を見学してもらい、知識を深めて頂きました。
まず初めに、海陽幼稚園で、年少クラスの児童と年長クラスの児童が合同で行っている英語学習を見学してもらいました。幼稚園の英語学習は、ゲーム形式で行い、楽しんで英語に触れあってもらえる工夫をしていました。
その後、海部小学校でのグローバル授業を見学してもらいました。小学校では、基本的にALTの先生は、英語だけで授業を行っており、英語の知識を深めれる授業づくりをしていました。
そして、放課後に行っている「POPEnglish」にも参加してもらいました。
「POPEnglish」は毎週木曜日に町の公民館でグローバルスタッフが中心となって行っている、気軽に英語と触れ合うことができるイベントです。違う小学校、中学校に通う子どもたちの交流が出来るイベントとなっていました。
4日目について
【内容】
①海南小学校の見学
②最終報告会
4日目は、午前中に海南小学校でグローバル授業の見学をしてもらい、引き続き、海陽町のグローバル教育についての知識を深めてもらいました。
その後、副町長・参事・若手職員に向けての最終報告会を実施しました。
最終報告会について
最終報告会は、学生の方に実習初日に2つのテーマについて発表してくださいとお願いしていました。
【テーマ】
①今回のインターンシップで学んだこと
②来年度のインターン企画(斬新なアイデア・学生目線から見てやってほしいこと)
【学生が考えたインターンシップ企画】
学生の方は、初めてのプレゼン経験だったそうですが、資料をうまく活用して、堂々と話されていました。
インターンの感想としては、
「将来、地域活性化に関わる仕事に携わることを目指しているため、海陽町の観光資源の取り組みや存在価値について学ぶことが出来たのは大変ありがたかったです。また海陽町観光協会の方とお話しする機会も設けてくださったことで、より海陽町の観光業についての理解を深めることが出来ました。」
「また、教員免許の取得を目指しているため、実際の教育現場を見学させていただいたのは大変参考になりました。普段、教育現場を見学する機会はほとんど無いため、パワーポイントを用いた授業の進行の仕方や子どもに授業への興味を惹きつける方法等多くの気づきを得ることが出来ました。」
「4日間の間に観光交流課と教育政策課の2つの取り組みに参加させていただいたことで、海陽町に観光で訪れる人について、海陽町で暮らす子どもたちについて理解を深めることが出来ました。」との言葉を頂きました。
海陽町でインターンを受け入れることは、初めての経験で、受け入れ側も不慣れだったと思いますが、充実したインターンとなったとの感想も頂いています。
また、今後のインターンについては、学生さんから企画して頂いたインターン企画を参考に検討していきたいと考えています!!