これまで学んだ知識・経験を活かせる海南病院の魅力【先輩職員へのインタビュー第7回】
第7回目は、海南病院の薬剤師として働いている「福岡 早紀」さんです。
福岡さんは、現在海南病院の唯一の薬剤師として勤務されており、大変ながらも日々充実した毎日を送っているみたいです。
そんな福岡さんの、一日の業務や病院・調剤薬局との違い、海南病院の魅力などについて、インタビューしてみました。
なぜ海南病院で働こうと思ったのですか?
私は、海陽町出身なのですが、県外の大学院修士課程を修了後は、県外の調剤薬局や病院などで働いていました。
しかし以前から、これまでの経験・培ってきた知識を、地元である海陽町に戻って働き、地域貢献をしたいと考えていました。
そして、地元に帰ることが決まり、求人を探していたところ、海南病院の薬剤師の募集があり、応募したという流れです。
また、自分が育った自然豊かな海陽町で子育てがしたいと思っていたことも、要因の一つですね。
これまでの経歴について教えて下さい。
私は、高校生の頃まで海陽町で過ごし、地元の高校を卒業後、岡山にある大学・大学院に進学しました。
はじめに、広島県にあるドラッグストアと調剤薬局が一体となっている企業に就職しました。その後、兵庫県にある調剤薬局に就職し、出産後に、同じ県内の病院に就職しました。そして、海陽町に戻り、現在に至ります。
私は、調剤薬局・病院の両方に勤務したことがあるのですが、いろいろな方とコミュニケーションが取ることが出来たり、知識を深めれる病院薬剤師の業務に魅力を感じており、このことも海南病院で働くことを決めた理由にもなります。
福岡さんが思う調剤薬局と病院との違いは?
調剤薬局は、基本的に直接関わるのが患者さんのみで、主に処方せん調剤を行い、患者さんに薬について説明を行うといったルーティン業務が多いと思います。
病院は、調剤することは調剤薬局と同じですが、患者さん以外の医師・看護師などといった他の職種の方と連携して業務を行うこともあります。
また、医師・看護師の方からも問い合わせも多くあり、その都度対応します。
そういった点では、病院薬剤師は、幅広い知識を必要としますが、薬剤師としての専門性も高められますよ。
薬剤師としての主な一日の流れについて教えて下さい。
【主な一日の業務の流れ】
午後8時30分 カルテより患者情報収集
午前9時 入院患者の処方箋調剤、処方変更などの対応
退院患者への服薬指導
入院患者の持参薬チェック業務
医師、看護師からの問い合わせ対応
医薬品の納品処理業務
コロナワクチン接種の準備等
正午 昼食、休憩
午後1時 入院患者の処方箋調剤、処方変更などの対応
退院患者への服薬指導
入院患者の持参薬チェック業務
医師、看護師からの問い合わせ対応
午後3時 注射薬調剤業務
午後4時 医薬品発注業務
午後5時15分 終業
以上が、主な一日の流れです。現在、薬剤師が私一人体制で大変な面もありますが、他の職種の方と助け合いながら、日々業務を進めています。
仕事していく上で海南病院ってどんなところ?
海南病院は一言でいうと、アットホームな職場だと思います。職員も温かくて、なんでも相談出来ますし、協力もしていただけます。
また、ミーティングの場では、双方意見も飛び交っている状態で、意見も言いやすい雰囲気ですし、患者さんの為に何か新しいことをしたいと提案した時も、「ぜひやってみよう」と言ってもらえたりして、向上心も高められる職場だと思いますね。
最後に海陽町の魅力について教えて下さい。
私は、海陽町出身なので、この環境が当たり前で育ったので、魅力と言われてもあまりよくわからないのですが、今年の5月に、海陽町で「第5回地方創生医師団シンポジウム」があって、出席者である県外の医師の方からは、「海陽町は、山・川・海の全てが近くに揃っていて、素敵な場所ですね!」って言っていただけました。
住んでいる私たちにとっては、当たり前で不便な面だなって思うところも、都会の方にとっては、素敵な場所なんだなって教えてもらって、ますます海陽町が好きになりましたね。
そして、「海陽町の良さは、来たらわかる!」っておっしゃて頂いたので、ぜひ、町外・県外の方は、海陽町に来て、海陽町の魅力に浸ってほしいです。そして、一緒に海陽町を盛り立てていきましょう!
以上です。ありがとうございました!
募集中の海陽町職員採用試験について
海陽町では、現在、薬剤師を募集しております。
詳細については、海陽町ホームページ・下の記事に掲載しております。
ぜひ、この機会に海陽町で働きませんか?