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高校卒業後に町役場で働く!新卒公務員のリアルな受験体験談


みなさん、こんにちは!総務課採用担当の大久保です。

今回は、高校を卒業して、2024年4月に新卒で入庁されたAさんにインタビューをしました!入庁してまだ約3か月ですが、志望理由・受験対策・入庁前後のギャップなどについて、赤裸々に語っていただきました。どうぞ、ご一読ください!


1.まず初めに、 自己紹介と学生時代について教えてください。

こんにちは!私は海陽町で生まれ育ちました。学生時代は県内の公立高校に通っていました。中学生くらいから将来の職業についてぼんやりと考えていて、公務員という選択肢を意識していました。

高校に進学してからは、高卒で公務員になるか、公務員受験用の専門学校に進学するか迷っていました。高校の同級生は民間企業に就職する人が多かったのですが、最終的には公務員を志望することにしました。

2.周りの人たちが民間志望の中で、 なぜ公務員を選んだのですか?

周りの友達がほとんど民間企業への就職を目指していましたが、私は地元で安定した仕事に就きたいという気持ちが強かったからです。実は、私の姉が看護師として働いていて、その影響もあって安定した職業に就きたいと思うようになりました。

公務員は地域社会に直接貢献できる仕事であり、地元の発展に寄与できる点にも魅力を感じていました。さらに、地元に残ることで生活費を抑えられることも大きなポイントでしたね。公務員の仕事は多岐にわたり、様々な経験が積めることも魅力の一つです。

3.海陽町の試験は難しかったですか?

海陽町を受験する前に、他の自治体の公務員試験も受けていました。面接でも、他の自治体を受けていると言いましたが、公務員志望の人達は、たいていは併願するので、珍しい話ではないと思っています。

実は、第一希望は海陽町ではありませんでした。その自治体は、親戚が住んでいたこともあって、昔からよく遊びに行っていました。馴染み深い街でもあったので、受験したのですが、結果的に内定はもらえませんでした。当初はとても悔しく思いましたが、最終的に地元である海陽町から内定をもらうことが出来、今となっては、これで良かったと思っています。

複数の自治体を受けるため地方上級レベルまで受験対策したお陰もあって、結果的に海陽町の試験を突破することができたので、良かったです。

4.公務員試験の受験対策は具体的にどんな対策をしていましたか?

自分でテキストを購入して勉強したり、模試を受けることから始めました。

でも、高校では公務員試験のサポートがあまり充実していませんでした。民間志望の人が多いということもあって、民間企業向けの面接対策などは充実していたのですが、公務員志望の人は自分で対策を練る必要がありました。私が思ったことですが、高校卒業して公務員の内定を貰った人はここ数年いなかったので、先生たちも「公務員試験は難しい」という認識で、あまり高卒後の進路として公務員を進めていなかったのでないかなと思いますね。

このような事情もあって、学校の放課後に教室に一人残って、自主的に勉強を続けていました。最初の頃は、一緒に模試を受けた同級生も10名ほどいたのですが、最終的に高校卒業して公務員になれたのは私だけでした。

5. 話題を変えまして、現在の業務内容について教えてください。

現在は税務出納課に所属しており、窓口業務や給与処理を担当しています。具体的には、窓口に来庁された納税者の方の対応をしたり、職員等の給与処理業務を担当してます。はじめは分からないことだらけで大変ですが、その都度自分で調べたり、先輩職員に質問しながら、業務を覚える毎日です!

6. 職場の印象はどうですか?

入庁する前は、公務員は定時に帰れる仕事で、1つのことを複数人で仕事をしていて、忙しくないところだと思っていました。しかし、実際入庁してみると、皆さんそれぞれが担当を持っていて、責任をもって仕事をされているという点が良い意味でのギャップです。

そして、いわゆる少数精鋭の環境なので、自分が担当する範囲が広いことにも驚きました。入庁してからまだ3ヶ月ですが、先輩職員のサポートを受けて、恵まれた環境で多くのことを学んでいます。

7. 最後に、公務員を目指す後輩や受験生に対してアドバイスをお願いします!

公務員試験を目指す後輩や受験生の方には、自己学習の重要性を伝えたいです。試験対策としては、模試やテキストを活用し、自分で繰り返し勉強することが大切です。また、面接練習も重要なので、学校の先生に協力していただき、積極的に取り組むと良いなと思います!

以上です。
ありがとうございました!!